不思議探偵団☆
すると―…
『どえぇぇぇぇ!!??』
三郎さんが大声で叫ぶ。
事務所が吹っ飛ぶんじゃないかってくらい…
『サブちゃん煩い!』
『なっ…リルラはビックリしねぇの!?』
『するわよ!! だってコールがお父さんだなんて…』
『ミキくん♪ やったじゃぁ~ん♪ その依頼、受けようよぉ! 初めて まともな仕事が来たじゃぁんっ』
『…ですよねっ。じゃあ僕…返事しときます!』
僕は笑顔で返す。
『今日はお祝いだぁっ!!』
三郎さんが騒ぎだす。
『サブちゃん! 止めなさいよ みっともない…』
『みっともない!?(ガーン…)』
そんなやり取りを してる間に…僕は こっそり部屋を抜け出し、ベランダに出た。