不思議探偵団☆
しばらく風に当たっていると…
『ミキくん?』
背後から声がした。
振り向くと…
『リルラ…』
『どうしたの?』
『いえ…なんか気持ちの整理がつかなくて…僕のお父さんの事なんて考えたことなかったから…本当の事 聞かされて、少しショックでした』
『ショック? あの名探偵コールが父親って分かったのに?』
『はい…父は、僕の世話なんか出来ないって言って逃げたんです。悲しくなりますよ…実の父親に そんなこと言われたら…』
辛く…なっちゃうよ…
『ミキくん、悲しそうな顔しないで? パズくんだって そんなミキくん嫌と思うよ?』
『…そうですね。リルラ、ありがとうございます…』
『うん…///』