不思議探偵団☆
『……ミキ…?』
次は三郎さんが口を開く。
『その目の色―…
何なんだ?』
僕は そっと自分の右目に手を当てる。
『…お父さんからの遺伝ですかね?
探偵の本能が動き始めたんですね…』
その場がシンとなる。
『ミキくん? どうして目が黄色く…なってんのぉ?』
シンゴが恐る恐る聞く。
『探偵の本能…です。
全てが見える…』
『ミキくん? 一体 何があったんだい? 話してくれよ…』
刑事さんが僕の顔を覗き込む。
『――!!? ミキくん!?』