不思議探偵団☆
告白!?
『なぁにー?』
奥から出てきた女の子は―…
間違いなく―…
『ミル…』
ミルだった。
『えっ…ミキくん…?』
少しウェーブのかかった ふわふわの髪の毛…
大きな二重の目―…
あの頃と変わってなかった…
『ミル…どうして…?』
『ミキくんこそ…うぅっ…』
するとミルは泣き出してしまった。
『みみミル!!? どうしたのっ…『嬉しいよぉ…ミキくんに会いたかった…』
『ミル…』
ミルはポロポロと涙を流す。
僕は それを優しくふいてあげた。
『ミル、僕も会いたかった…。久しぶりだね、ミル…』
『ぅん…あっ! 町案内するよ!! 一緒行こっ』
ミルは とびきり可愛い笑顔で言った。