不思議探偵団☆
ギュッと僕の手を握ってくるミル。
『…ミキくん、手ぇ大きくなったね~』
『へ?』
『体も少しおっきくなったんじゃない? 男らしくなったね♪』
『ミルは全然変わってないけどね~』
『ひどーい!!』
だって僕と頭一個分 違う身長も変わってなくて…少し嬉しかった。
『でもミル、どうして急に居なくなったりしたの?』
『…ゴメン…それは聞かないで…』
えっ―…
『みっミキくん!! ほら、街行くんでしょっ!! 行こっ』
何だ?
絶対何か隠してる…