不思議探偵団☆
『きっ…気にしないで下さい!! 気のせいですよ!! ほら、行きますよ!!』
僕はリルラの背中を押す。
『へ? ミキくん~?』
ダメだ!!
女の子のリルラには すぐに感づかれそう!!
それから三郎さんとシンゴの所へ行くと―…
『ん? ミキ、顔赤くね? 熱?』
『ほんとだぁ~! もしかして恋の病ぃ??』
『だっ…誰に!?』
何で…分かるんだ…?
特にシンゴ…
『気にしなくて良いですよ!! 何でもないですから!!』
今度は皆の背中を押す。
と…その時―…
『きゃぁぁぁ!!』
女の子の悲鳴がした。
『どこだ!?』
『あっちの方からだよぉぉ!!』
『行くぞ!!!』
僕たちは悲鳴のした方へ走る。