不思議探偵団☆
『あれ? ミルちゃんは?』
三郎さんが周りを見回す。
『ミルちゃんなら手当てを受けてるよ。隣の部屋にいるから。』
『はーい』
僕は隣の部屋を覗いた。
『ミル…』
『ミキくん…』
その部屋はベッドが2つ置いてあって意外と広い部屋だった。
僕はベッドに腰かけるミルの正面のベッドに座る。
『ミル、大丈夫?』
『ミキくんが居てくれるから大丈夫』
『っ…///』
また僕が照れるようなことを言う…
こんなこと言われないから緊張するのに…
『無理、しないでよ?』
そう言うと―…
ガバッ
ミルが僕に抱きついてきた。
『!? ミル!!?』
『抱き締めて』
え―…?