不思議探偵団☆
―翌日―
『ふぁぁ~…んっ…』
ドンッ!!!!
『いったぁぁ…』
朝から早々ベッドから落ちるし…
昨日から ずっと上の空なような気がする…
僕は昨日ミルを抱き締めてしまったあと…
すごく後悔した。
僕は…ミルが好きじゃないのに どうして抱き締めちゃったりしたんだろう…
ミルに少しでも期待させること したくないのに…
それに…
もう恋はしないって決めたんだ。
ミルには ちゃんと断らなきゃな…
『にやぁ~』
パズくんが擦り寄ってきた。
『大丈夫。ミルとの関係は これ以上 特別にはしない。…できないよ…』
そう言ってパズくんの頭を撫でた。