不思議探偵団☆
『今日から捜査かぁ~…まっ、僕がいる限り大丈夫っしょ』
そっと右目に手を当てる。
お父さんが―…
また僕に事件の裏側を教えてくれるよね?
だって…
お父さんの子供でしょ…?
できる。
解決できる…
バタンっ!!
『ミキー朝ごはんぞっ!』
ぎゃっ!!??
『三郎さん いきなりドア開けないで下さいよ!!』
『ん? あ、悪い悪い……ミキ、ちょっとだけ良いか?』
『? 何ですか?』
『お前…ミルちゃんのこと…好きなわけ?』
はっ…?
何で そんなこと聞くわけ…?
『別に…ミルとは只の幼なじみですから。恋愛感情なんて抱いてませんよ』
『ふーん…』
『どうしたんです? 行きなり そんなこと聞いてきて…』
『悪ぃ、気にすんな! 行くぞ!』
そう言って三郎さんは部屋から出ていってしまった。
『三郎さん…?』