不思議探偵団☆
『リルラさんはミキくんの何なの?』
――えっ…?
『どうゆうこと…?』
『リルラさんはミキくんと付き合ってんの?』
なっ…
このマセ餓鬼ミルク野郎!!!
『いいえ。でも いずれは そうなるかもね』
あたしは冷たく言い放す。
『何よそれ。…ミキくんは、あたしのことが好きなのよ? リルラさんは諦めて』
ななっ!!?
この餓鬼ぃぃ…
『悪いわね!! あたしもミキくんが好きなのよ。ミルちゃんこそ諦めなさいよ』
『リルラさんこそ。ミキくんは年上なんか相手にしないわよ。
リルラさん…
宣戦布告です。
今すぐミキくんに関わるの止めてください。』