不思議探偵団☆
リルラとミルが そんな会話をしていたとき―…
『刑事さん、僕に何か用ですか?』
僕は刑事さんの肩をつつきながら言う。
『え? あぁ、ミキくん…実は昨日こういうのを作ったんだ。』
そう言って刑事さんが見せてくれたものは―…
『地図?』
ホワイトボードいっぱいに張られている、街の地図だった。
『この地図…どうしたんですか!?』
『ふんっ! 俺が徹夜で作ったんだよ!!』
『スゴい…だから今日 刑事さん ゾンビみたいな顔してるんですね!』
『口を慎め、子供』