不思議探偵団☆
―翌日―
空港にて―…
『ミキくん…帰っちゃうのね』
ミルが寂しそうな顔で僕を見上げてくる。
『うん。予定より遅くなったし…あと…その、返事なんだけどね…
僕は やっぱミルとは付き合えない。ミルは最高の親友で、最高の幼なじみなんだ。
それだけは変わらないから。…また遊びに来るよ、ミル』
ミルは少し涙ぐんでいたけど…最高の笑顔で頷いてくれた。
すると…
ちゅっ
ミルが僕の唇にキスしてきた…
『!!? //// ミル!!??』
『えへへっ♪ 絶対また会おうねっ』
すると隣でリルラが…
『このぉぉ~…
マセ餓鬼
ミルク野郎ーーー!!!
いつか決着つけてやるわぁぁぁ!!』
『ふーん。楽しみにしてるわ、リルラさんっ♪』
リルラの声だけが空港内にコダマして…
僕たちはミルに見送られながら、無事 英国に帰国したのでした♪
―飛行機の中で―
『僕…ファーストキスだったのにな…』
『!!? ななな…
あのミルク野郎ーーー!!!』
『『リルラ煩い…;』』
vo.3
―END―
Vo.4に続く―☆