不思議探偵団☆

『？ どうかしたんですか？』



『いや…今日ミキくんが元気なかったからさぁぁ…何かあったのぉぉ？』



『へっ…？ いや…ちょっと高校に行ってたときのこと思い出して…』



『へぇ…あ、ｵﾚﾝｼﾞｼﾞｭｰｽ飲む？』


シンゴは僕にｵﾚﾝｼﾞｼﾞｭｰｽを渡した。



一口飲むと…





『ぅう"！？ シンゴ このｵﾚﾝｼﾞｼﾞｭｰｽ甘いじゃないですか！！』



『だってそれ、飲んだら“クゥー”って言っちゃうやつだもん』



『…僕100%の方が好きですよ』



そう言いながらも僕はｵﾚﾝｼﾞｼﾞｭｰｽを飲む。




『高校んとき…何かあったのぉ？

















女の子のこととか？』









―ブッッッ！！！！




僕はｵﾚﾝｼﾞｼﾞｭｰｽを吹き出してしまった。



『何ですかイキナリーーー！！！！』


『え？ え？ 図星ぃ？』




こいつ いつか見返してやる。