新撰組~幕末に名をはせる者~







『いってきま~っす』



軽い足取りで沌所を出る。




ここへ来てから沌所から一歩も出たことがなかったから初めて外へ出る。



『ん~、清々しい気分だ!!』



沖「そういえば、渚さんはここへ来て初めて外へ出るんでしたね」



『あぁ』




沖「あっ!!あそこのお店に入りましょう」



そう言って一人走って行ってしまった。



少年のような顔だった。



沖田、あんたカワイイよ。







< 122 / 383 >

この作品をシェア

pagetop