新撰組~幕末に名をはせる者~
『はい、お願いします…!!』
まだ、自分が本当に妊娠しているかなんてわからないけど…
この時代で調べる方法すらない…
現代なら妊娠検査薬とかあるけど…。
でも…土方に言えない…
蘭「それにしても…やっぱり、女の人だったんだね」
『え?』
蘭「体つきからして男っぽくないなぁとは思ってたんだけど…」
『あ、あぁ…此処に住ませてもらうために男として生活する必要があったから…』
蘭「大変ね…私はいつでも渚さんの味方だから!!」
『ありがとう…名前、知ってたんですね。さん付けなくていいですよ』
蘭「あなたがこの新撰組に入って来たことは有名だったから…さん付けなくていいなら私だって敬語じゃなくていいし、さん付けなくていいわ」
『うん…!』
こうして、私の新しい生活が始まった。