新撰組~幕末に名をはせる者~





『はい、お願いします…!!』




まだ、自分が本当に妊娠しているかなんてわからないけど…




この時代で調べる方法すらない…



現代なら妊娠検査薬とかあるけど…。




でも…土方に言えない…




蘭「それにしても…やっぱり、女の人だったんだね」




『え?』




蘭「体つきからして男っぽくないなぁとは思ってたんだけど…」




『あ、あぁ…此処に住ませてもらうために男として生活する必要があったから…』




蘭「大変ね…私はいつでも渚さんの味方だから!!」




『ありがとう…名前、知ってたんですね。さん付けなくていいですよ』




蘭「あなたがこの新撰組に入って来たことは有名だったから…さん付けなくていいなら私だって敬語じゃなくていいし、さん付けなくていいわ」




『うん…!』





こうして、私の新しい生活が始まった。















< 180 / 383 >

この作品をシェア

pagetop