新撰組~幕末に名をはせる者~




『…私っどうしよう…。産めないっ!!』



涙で顔がどんどん濡れて行く。



蘭「どうして産めないの?」




蘭は冷静に聞いてくる。




『わから、ないっ!!けど、産んじゃダ、メだとっ思うのっ!!』




蘭「そっか…でも渚よく考えて。赤ちゃんであろうと、命は命。産まないんだったら人を殺すのと一緒だよ?よく考えなさい」



蘭はそう言うと出て行ってしまった。



私は、どうすればいいの?









< 182 / 383 >

この作品をシェア

pagetop