新撰組~幕末に名をはせる者~










土方は強く、強く抱きしめてくる。







まるで、私の存在を確認するかのように。






『ヒック…ッ』






泣き続ける私の頭を優しく撫でてくれる。






離れたくなくなる。







それでも私はもう決めたんだ。






土方、ごめん……




















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