新撰組~幕末に名をはせる者~
沖田が土方の方へ行き耳打ちをする。
その瞬間、土方の目が見開かれる。
「おい、どこから屯所へ入った?入り口には隊士がいるはずだ。簡単には入れまい」
『……目を開いたら、いたんだよ。私にもわからない』
沖田は顎に手を当て考えている。
すると、沖田が急に歩き出した。
「おい、総司どこへ行く」
「近藤さんを呼んで来ます」
「あぁ、そうか」
近藤さん?…土方に沖田と来たら近藤…いさ…み…
どうやら、私は本当にタイムスリップしてしまったようだ……