新撰組～幕末に名をはせる者～

そしたら総司に止められ、挙句の果て近藤さんがこいつを住ませると言った。しかも、俺の部屋に。



こんなやつと同じ部屋とかあり得ない。いつか殺してしまいそうだ。



そしたら総司のやつが耳打ちして来た。



「この子は怪しいですから、ここに住ませて外への通信ができないように閉じ込めるんだと思います。それに、近藤さんでしたらこの子を見張ることができるからだと思いますよ」




「あぁ、ならいい」




そういうことか。




住ませるといい、もし間者ならここに閉じ込め外部と通信できないようにするか。さすが、近藤さんだな。