新撰組~幕末に名をはせる者~
「よし、広間へ行くぞ」
いつのまにか、土方も着替え終わっていて広間に行くことになった。
『広間で何をするんだ?』
「お前の紹介と朝餉だ」
『私の紹介?なんのためにそんなことをする』
「お前が隊士として働くために紹介なしではやれんだろう」
今、なんて言った?私が隊士?こいつは何を言っている。
『誰が隊士として働くんだ?』
「お前だが?」
『いつ私が隊士になると言った』
口調こそは優しいが黒いオーラが見える。
「あぁ、お前は言ってない。だが、これは決定事項だ。お前がここに住むためのな」
『はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?』
渚の声が沌所内に大きく響いた。
この時、他の隊士たちはビックリして飛び起きたという。