新撰組~幕末に名をはせる者~
「何をそんなに驚いているんだ。お前は昨日、今日と俺を殴っただろう。そんだけの力があれば十分だ」
『あぁ、殴ったさ。だからっていつから私が隊士になったんだ』
「近藤さんがお前を俺の部屋に住ませると言った時からだが?」
『私はそんなこと聞いていない』
「今言った」
『……ハァ、しょうがないからなってやる』
めんどくさいからもういいや。どうせ、いつ死んでもよかったことだから。