新撰組~幕末に名をはせる者~




男は私の真後ろにいたのだ。



いつもなら気付くのに。



人の気配なんてしなかった。





速攻で家に着いて中に入り、鍵をチェーンまで閉めた。




ベッドに飛びこむようにして、横になる。



なにも考えたくない。



寝よう。



余計なことは考えないようにして。





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