幼馴染のあなたは意地悪で

０１ 危険な同居

美月ｓｉｄｅ

「よし。これで完璧。」

今日から高校生になる。

「友達いっぱいできるかな…」

私は藤原　美月（フジワラ　ミツキ）
身長は152ｃｍでさらに子供っぽい顔をしてるからみんなにかわいいって言われるけど私ではコンプレックスでもある。

「行ってきまーす」

誰も居ない部屋に向かっていった。
高校に入ってある条件つきでマンションで独り暮らしを許してもらったのだ。

その条件というのが…

「なに、やってんだよバカ」

「痛っ。なによ朝からバカはないでしょ」

「早くしねぇと遅刻すんぞ」

「言われなくてもわかってる。」

朝からバカって言ってくるこいつは幼稚園からの幼馴染の
本田　悠也（ホンダ　ユウヤ）
身長は176ｃｍで顔もいいから中学校のときすごくもててた。
幼稚園の時はこんなんじゃなかったんんだけど、小学校に鳴った時からこんな感じで私をおちょくってくる。
そんなこいつには私にしか見せない顔があるのである。
しかも私の家とこいつの家は隣でお母さんどうしはすごく仲がいい。
一人暮らしをする条件というのがこいつと同じ部屋に住むことそしてご飯を作ることだ。

「はぁ…」

悠也「なにため息ついてんだよ」

「っていうかなんで並んで歩くのよ。ちょっと離れて。」

悠也「なんだようっせぇなぁ」

なんだかんだ言いながら学校に到着。
クラス表を見にグランドへ行き、教室へ向かった。

「美月ー。おはよー。またクラス一緒だね。」

「あっ、樹利奈。おはよ。っていうか苦しー」

樹利奈「あっ、ごめんごめん。」

「いいよ。また樹利奈と一緒でよかった。よろしくね。」

樹利奈「うん。」

彼女は山下　樹利奈（ヤマシタ　ジュリナ）
中学校の時からずっと一緒に居る私の親友。
身長が170ｃｍでスタイルもよくてさらにかっこいいから私の憧れの存在。
よく私に抱きついてくるけど、私を見ると抱きつきたくなるらしい…。

黒板に書いてある席に座る。
私は一番後ろの席で樹利奈は斜め前の席だった。