幼馴染のあなたは意地悪で
「美月上がって来るの遅くないか」

時計を見ると30分くらい経っていた。

「様子でも観に行くか」

観に行くとまだ美月はお風呂に浸かっていた。

「まだ?早くしないと俺入るよ。」

美月「だめー」

そういうとすぐに上がってきた。
ちょっとおちょくったつもりなのに本気に受け止める美月も可愛いところだ。

「やっと上がってきた。」

美月「そんなに長く入ってた?」

「うん。30分くらい入ってた。」

美月「え、そんなに入ってたんだ。なんかごめんね」

「ううん。罰としてちょっとだけ抱き締めさせて。」

「やっぱり美月を抱きしめてると落ち着く。」

美月「もう行っていい?」

「うん。」

そういうと美月はお風呂場から出て行った。

『もし俺が美月のこと好きだって言ったらどうする?』

こんなことを言ったことに後悔している。
お風呂に浸かりながら答えを言ってくれなかったことにモヤモヤしていた。

「はぁ…」

俺がお風呂から上がると美月はテレビを見ていた。
俺は後ろから抱きしめて美月を抱き上げた。
美月の部屋に入ってベッドに美月を抱きしめながらいつの間にか寝ていた。
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