幼馴染のあなたは意地悪で
家に帰ってくると5時30分だった。

「買い物行ってこないとな。悠也、今日何食べたい?」

悠也「カレー。」

「あんたほんとカレー好きだね」

悠也「悪いかよ。」

「別に悪くないよ。じゃあ、買い物行ってくるけど悠也も行く?」

悠也「行く。」

近くのスーパーに行く。

悠也「こうやって2人で買物してるとなんか付き合ってるみたいだな。」

「そーだね。」

買い物も終わって家に帰るとなぜか悠也が怒って自分の部屋に入っていった。

「悠也?入るよ?何怒ってるの?」

悠也「怒ってない。」

「怒ってんじゃん。」

悠也「怒ってないって言ってんだろ。」

「そう。晩ご飯作ってくるから。機嫌よくなったら出てきなよ。」


そう言って台所に向かった。
こういうときは放って置くのが一番だからね。

少ししてカレーを煮込んでると後ろから抱きしめられた。

悠也「いい匂い。」

「もうちょっとで出来るから待ってて。」

悠也「ん。なにかすることある?」

「じゃあ、お皿とか並べといて。」

悠也「わかった。」

悠也「やっぱり美月のカレー一番好きだな。」

「ありがとう。たまには悠也も料理作ってよね。」

悠也「やだ。」

「えー。」

「そういえばさっきどうして怒ってたの?」

悠也「教えねぇ」

「けちー」
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