幼馴染のあなたは意地悪で
食べ終わり、食器を洗っている。

美月「ありがとうね。」

「なにが?」

美月「食器洗ってくれて」

「ご飯作ってもらってんだからこれくらい普通だろ。」

美月「それはそうかもね。」

そう言いながら美月は笑った。
俺はこの笑った顔が一番好きだ。
誰にも見せたくないと思うけどそれは無理なことだ。

「なぁ、美月、もし俺が美月のこと好きだって言ったら嬉しいか?」

美月「どうしたの、急に」

「もしもの話だ。」

美月「どうだろうね。私お風呂入って来る」
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