恋の賞味期限 愛の消費期限(Berry’s版)【完】
「「仕事は忙しいだろうが、男ならいつまでもぐずぐずするな!いい加減決めてこい」
って課長に言われた。だから4時間やるって。今夜は帰りたいけど…
たぶん帰れない」
すごくへこんでいるけど…
かわいい。
「じゃ、美奈、優奈、ジュースもらって、乾杯だけして帰ろっか?」
「「うん」」
「みっちゃんも運転もあるし、お仕事ならもちろんジュースだよね?」
「そうだね。お酒は無理だね」
「すみませ~ん」
彼がオレンジジュースを4つ頼んだ。グラスに入ったオレンジジュースを4人が持つ。
「私が言ってもいい?」
優奈に彼が訊ねた。
「どうぞ」
「じゃ、4人とぽこちゃんがこれからずっと仲良しの家族になりますように…
カンパイ!!」
カーンと高い音でグラスが触れ合う。僕たち4人+1の家族としてのスタートの瞬間だった。
この日から、これ以上彼女の身に何かが起こるのが嫌で、僕は彼女の家に転がり込んだ。
この日から僕たちは家族になった…
好きになった人は年上の人。それも2人の娘がいた。
色々なものを今まで抱えていて一人で頑張ってきた人。
そして彼女と一緒に歩む未来は…
色々あっても明るいと思っていた。
って課長に言われた。だから4時間やるって。今夜は帰りたいけど…
たぶん帰れない」
すごくへこんでいるけど…
かわいい。
「じゃ、美奈、優奈、ジュースもらって、乾杯だけして帰ろっか?」
「「うん」」
「みっちゃんも運転もあるし、お仕事ならもちろんジュースだよね?」
「そうだね。お酒は無理だね」
「すみませ~ん」
彼がオレンジジュースを4つ頼んだ。グラスに入ったオレンジジュースを4人が持つ。
「私が言ってもいい?」
優奈に彼が訊ねた。
「どうぞ」
「じゃ、4人とぽこちゃんがこれからずっと仲良しの家族になりますように…
カンパイ!!」
カーンと高い音でグラスが触れ合う。僕たち4人+1の家族としてのスタートの瞬間だった。
この日から、これ以上彼女の身に何かが起こるのが嫌で、僕は彼女の家に転がり込んだ。
この日から僕たちは家族になった…
好きになった人は年上の人。それも2人の娘がいた。
色々なものを今まで抱えていて一人で頑張ってきた人。
そして彼女と一緒に歩む未来は…
色々あっても明るいと思っていた。