恋の賞味期限 愛の消費期限(Berry’s版)【完】
そんな週末が何度か繰り返され、週末はみっちゃんとご飯。

というのが当たり前になってしまった9月。


あの人から珍しくメールがあった。


もう終わりだと思っていたのに…

私はそのメールを開く。


[週末1時間でいいので会えないか?]


今まで、あの人がこんなことを言って来たことはない。

あの人と会うのは飲み会の後…

泊まりで一晩一緒…

どうしたんだろう?

今週も彼はおそらく来るのだろうと思っていたので、

このメールに私は困惑した。


でも…

こんなことを言うのだから、何かあるに違いない。

しばらく考えた末に、


[深夜に近くなってからなら会えるかもしれないけど、

約束はできない。]

と返信した。
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