恋の賞味期限 愛の消費期限(Berry’s版)【完】
あの人に深夜に会うならできたら家の方が色々と都合がいいと思い、

[今週も家でいいですよ。どうぞお気遣いなく。]

と返信すれば

[なら、今週は僕が何か作っていきましょうか?]

と彼。

彼が多少料理ができることは、週末の夕食の手伝いの
そこここに見えていたのでなんとなく理解できたものの、
お土産を買ってきて料理まで持参させるのはあんまりだろう。

[本当にお気遣いなく。料理はこちらでしますので。では、週末]

ため息交じりにメールを送信した。






またメール。
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