恋の賞味期限 愛の消費期限(Berry’s版)【完】
[わかりました。10分後。]
私は、その返事を確認してうっすらと化粧をすると、
上着を羽織った。
コンビニはここから歩いて5分。
携帯と、財布…それに家の鍵もいる。
それなのにこんな時に限って…いつもの場所にカギがない。
私は仕事の時に持って行くバッグを視界に入れて近づき引き寄せて中を掻き回した。
…それでも見つからない。
時間がない…今日は、帰ってきて玄関のカギは自分で開けて…それから…
はっとひらめき、サイドポケットを奥まで探る…
あった!!
必要なものをワシ掴みに持って、走る。
玄関のドアを開け、外に出ると鍵穴にカギをさしこむ。
ガチャっという音とともに、私はただの相良ひなに戻った。
私は、その返事を確認してうっすらと化粧をすると、
上着を羽織った。
コンビニはここから歩いて5分。
携帯と、財布…それに家の鍵もいる。
それなのにこんな時に限って…いつもの場所にカギがない。
私は仕事の時に持って行くバッグを視界に入れて近づき引き寄せて中を掻き回した。
…それでも見つからない。
時間がない…今日は、帰ってきて玄関のカギは自分で開けて…それから…
はっとひらめき、サイドポケットを奥まで探る…
あった!!
必要なものをワシ掴みに持って、走る。
玄関のドアを開け、外に出ると鍵穴にカギをさしこむ。
ガチャっという音とともに、私はただの相良ひなに戻った。