恋の賞味期限 愛の消費期限(Berry’s版)【完】
「…」








一応吐き出そうとしてみたが、ため息以外には
やっぱり何も出てこなかった。

何度も何度も嫌な思いばかりしている私が、
これ以上彼に何かを伝えるのは…無理だ。

二人の間に流れる沈黙は、想像以上に重かった。
< 58 / 195 >

この作品をシェア

pagetop