恋の賞味期限 愛の消費期限(Berry’s版)【完】
二人の想い
「そばに居る」
「でも…結局はっきりしない」
「はっきりさせなきゃいけないの?
こんなおばさんが得られるわけがないものを
欲しいと言わなきゃいけないの?」
「なんで、得られないって決めつけるの?
それを決めるのは二人の想いじゃないの?
ひなさんの今の行動は…一時の気の迷いなんじゃない?」
「そんなことない」
「じゃ、きちんと伝えて。心の想いを教えて。
怖がらなくていいから。何を言っても僕はどこにも行かない」
彼は頑固だ。絶対に譲るつもりはない。
でも私には無理だ。だって、怖い。
今まで手に入らなかったものが今更入るとは…どうしても
どうしても思えなかった。
「ひなさんは僕をどう思ってるの?
僕に何をしてほしいの?僕とどうなりたいの?」
「そんなこと言われても…」
彼が携帯を開いて画面を見て、一瞬何かを考えるような
しぐさをして閉じる。
「そろそろ…」
おそらく代行が来るんだ。
まだ何も解決していない。このままお別れは嫌だ!
私はパニックになりそうな気分だった。
「でも…結局はっきりしない」
「はっきりさせなきゃいけないの?
こんなおばさんが得られるわけがないものを
欲しいと言わなきゃいけないの?」
「なんで、得られないって決めつけるの?
それを決めるのは二人の想いじゃないの?
ひなさんの今の行動は…一時の気の迷いなんじゃない?」
「そんなことない」
「じゃ、きちんと伝えて。心の想いを教えて。
怖がらなくていいから。何を言っても僕はどこにも行かない」
彼は頑固だ。絶対に譲るつもりはない。
でも私には無理だ。だって、怖い。
今まで手に入らなかったものが今更入るとは…どうしても
どうしても思えなかった。
「ひなさんは僕をどう思ってるの?
僕に何をしてほしいの?僕とどうなりたいの?」
「そんなこと言われても…」
彼が携帯を開いて画面を見て、一瞬何かを考えるような
しぐさをして閉じる。
「そろそろ…」
おそらく代行が来るんだ。
まだ何も解決していない。このままお別れは嫌だ!
私はパニックになりそうな気分だった。