恋の賞味期限 愛の消費期限(Berry’s版)【完】
「君の大切な物は、僕にとっても大切なものだ。
そして、これが僕にとってはなにより
一番大切なものだからね…」
そう言いながら、握っている私の掌に優しく口づける。
それを眺めながら私は落ち着かない気持ちになった。
その光景はまるで、プロポーズされているようだったから…
彼は私を見上げ、
「戻ろうか?」
私の手を引いたまま、子ども部屋のドアを閉めた。
そして、これが僕にとってはなにより
一番大切なものだからね…」
そう言いながら、握っている私の掌に優しく口づける。
それを眺めながら私は落ち着かない気持ちになった。
その光景はまるで、プロポーズされているようだったから…
彼は私を見上げ、
「戻ろうか?」
私の手を引いたまま、子ども部屋のドアを閉めた。