バーチャル彼氏



胸が 張り裂けそうで……



「なぁ!!レイナ!どこ行く?」



辛くって



悲しいくって……



でもこの時の私は



悲しいという感情じゃなくって




怒りという感情に支配されていた



「別に……どこにも行きたくない…」



「えっ!?」



「私…帰りたい……」



ゴメンね……



この時の私は


自分のことしか


考えられなかった……




どんなに



キミに辛いことを言ったのか…




考えきれなかった……







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