桜色ノ恋謌
反対側のソファの横から、恭哉が小さな紙袋を取り出している。
海外の有名ブランドのロゴが入った紙袋。
恭哉はその中から紅い小箱を取り出して、私の目の前に差し出した。
「……恭哉?何、これ」
……プレゼント?
でも、最近は特別な日とか記念日なんてあったっけ……?
恭哉はゆっくりとその小箱の蓋を開けると、箱の中からダイヤモンドが光るシンプルで可愛い指輪を取り出した。
「咲絢が高校を卒業したら、俺と結婚してほしい。……今まで以上に、お前を守りたいと思っている」
んと?これは俗に言う……。
「プロポーズっ!?」
だだだだだって!!!!
私、まだ高校生だよ!?
それなのになんでっ!?
海外の有名ブランドのロゴが入った紙袋。
恭哉はその中から紅い小箱を取り出して、私の目の前に差し出した。
「……恭哉?何、これ」
……プレゼント?
でも、最近は特別な日とか記念日なんてあったっけ……?
恭哉はゆっくりとその小箱の蓋を開けると、箱の中からダイヤモンドが光るシンプルで可愛い指輪を取り出した。
「咲絢が高校を卒業したら、俺と結婚してほしい。……今まで以上に、お前を守りたいと思っている」
んと?これは俗に言う……。
「プロポーズっ!?」
だだだだだって!!!!
私、まだ高校生だよ!?
それなのになんでっ!?