桜色ノ恋謌
今日は私がデザート係りで、近所のチョコレート専門店から買ってきたチョコをみんなにおすそ分けした。いつも公佳ちゃんから貰ってばかりだから、デザートは他の三人で持ち寄ろうってことで暗黙のルールができている。
デザートまでたいららげると、私はごろんと横になった。
青空がどこまでも続いていて、私の悩みなんかちっぽけなもんでしかないとつくづく感じる。
それなのに、優柔不断な態度を崩せない自分自身にも嫌気が差す。
…あー、空はこんなに広いのに、なんで私こんなことで悩んでるんだろ。
「で、咲絢。何か悩みがあるんでしょ?言っちゃいなさいよ」
公佳ちゃんがにやりとほくそえむ。
あーあ、公佳ちゃんてばこの状況を楽しんでるよなってぐらいに、いたずらするのが楽しそうな子供みたいな顔してる。
横で聞いてる月島くんや大地くんまでが興味深々で私の顔を覗き込む。
うーん…。
みんなに言ったら、ちょっとはスッキリ…するのかな?
デザートまでたいららげると、私はごろんと横になった。
青空がどこまでも続いていて、私の悩みなんかちっぽけなもんでしかないとつくづく感じる。
それなのに、優柔不断な態度を崩せない自分自身にも嫌気が差す。
…あー、空はこんなに広いのに、なんで私こんなことで悩んでるんだろ。
「で、咲絢。何か悩みがあるんでしょ?言っちゃいなさいよ」
公佳ちゃんがにやりとほくそえむ。
あーあ、公佳ちゃんてばこの状況を楽しんでるよなってぐらいに、いたずらするのが楽しそうな子供みたいな顔してる。
横で聞いてる月島くんや大地くんまでが興味深々で私の顔を覗き込む。
うーん…。
みんなに言ったら、ちょっとはスッキリ…するのかな?