夕焼け空の下で



一瞬、ドキッとする。







亮平はさっきと同じで
いつもと違う雰囲気を漂わせる。







どこか真剣な表情。









お互いに話さないで
重い沈黙が続いた。









その空間に耐えきれず、話しかける。










「あ、今日委員会だから…先帰ってもいいよ?」








「あー…いや…待ってる。」










いつも委員会の時は待ってないのに…。









やっぱりおかしい。









< 109 / 262 >

この作品をシェア

pagetop