夕焼け空の下で





「…本当に幼なじみ?」









「えっ…。」











日野さんが控えめに聞いてくる。












心臓が大きく音をたてた。












…幼なじみ…だよね?














「…うん。」










「実はね…さえがね…」
















なんとなく、その先は
聞かない方がいい気がした。









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