夕焼け空の下で
感情
4人でお昼ご飯を食べていると
夕夜が「そういえば」と言い出す。
「葉月、またケンカしたんだって?」
少々呆れ顔の夕夜。
それに私は反論する。
「しょうがないじゃん!大井がケンカ売ってきたんだから!」
ため息をつく夕夜。
「全く…。でもケガは無いみたいだし。良かったよ…。これからはするなよ。」
夕夜が本気で心配してるから、しょうがないけど頷く。
「はーい…。でも売られたら買っちゃうかも。」
「ダメ。葉月だって女の子なんだから…。」
その言葉に、ドキッとする。
夕夜は、私のことを女の子扱いする。