夕焼け空の下で



周りから(自分も含め)男、としか扱われてこなかったのに


それでも夕夜は私を女の子扱いする。









だから、女の子、と言われるのはなんというか



恥ずかしかった。










どうすればいいか分からない。










照れ隠しにおやつのポッキーを口を加えながら
「ほーい」と返事する。











「よし。」と頷きながら夕夜は自分のお弁当に
視線を落とした。













顔はださないけど内心
ホッとした。







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