夕焼け空の下で



自分が可愛いって気づいてない無自覚だから
怖いよな。










ちょっと葉月の家の前で立ち止まっていると


ドアが開いた。










ドアをほんの少し開けて顔を覗かせる葉月。











「…ばいばい」










素直じゃないなぁって
クスッと笑う。









「あぁ。」









ちょっと笑うと、バタンとドアが閉まる。









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