夕焼け空の下で



「大丈夫?」








唐突に聞くと、顔を見上げてきて
頷いた。










「うん。大丈夫だよ。怖いのとか。」














「ううん。…あっち」









葉月と亮平の方を指差す。









「…あぁ。気づいてたの?」








ちょっと悲しそうな声。








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