夕焼け空の下で




「…風香、風香って…うちのことは…心配してくれない、の…っ?」








泣きそうになりながら
言う。






夕夜は驚く。









「いや!心配してるよっ!葉月は大切な友達だし!
…それに…おん……」










夕夜の言葉を遮った。






その後にくる言葉は分かってる。











「夕夜は…さ。風香のこと…好きなんでしょ?」















「っ…………。」









私の言葉に、驚く。











そして、口を開く。








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