夕焼け空の下で



いつものことだけど
探りを入れる。








「…どうして遅れたのかな?」










「えっ!いや…ちょっと…」









そう言われ、口ごもる夕夜。






まぁ分かってるけど。








「どーせまた告られてたんでしょ?」








その言葉に大きく反応する。



そして、諦めたように頷いた。






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