夕焼け空の下で




「…風香は?」










亮平が緊張した顔をして聞く。














それだけで泣きそうになる夕夜。










そして、カーテンの奥を指差す。











恐る恐る、カーテンを開く。















そこには……

















風香がいた。
















…全身キズだらけで。












横には、風香の両親がいて…





泣いていて……。









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