(仮)双子の闇


「知り合いというやつに会いに行くか」


「誰だと思う?」


「響辺り?」


「なんで?」


「直感だよ」


あたしが、シレッと言うと「千夜らしい」と言われた。


「バカにしてる?」


「褒めてる」


そうか、ならいい。


あ、いつの間にか理事長室の前だ。


「入るか」


蓮が首を縦に振ったためあたしは理事長室のドアを開けた。









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