(仮)双子の闇


………


…暇だな。


そう思い、蓮がいる右を見てみると蓮はもう寝る体制にはいっていた。


早いな…
んじゃ、あたしも寝るか…


そして、あたしも寝る体制にはいった。


少したってあたしがウトウトし始めた時、まだSTの時間だというのに、廊下が騒がしくなった。


そんなことを思ったが、あたしが睡魔に勝てるはずもなく、そのまま意識を飛ばそうとしたその時。


ガラッ


「おはよ~、先生!!!」
「おはようございます」
「先生、はよ!」
「………」
「ねみ~」


誰か分からない声で意識を現実に引き戻された。


マジ、誰だよ…
あたしの睡眠邪魔しやがって…





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