(仮)双子の闇


「…俺は鷹東 風-タカトウ フウ-」


迫力があるね…


「僕は音梨 龍-オトナシ リュウ-です。 よろしくお願いします」


何で敬語…?


「ハーイ♪ 僕はさっきも言った通り水沢 楓だよ!!」


やっぱ可愛いな…


「綾部 海斗-アヤベ カイト-…」


……冷たい目


「北野 凌牙-キタノ リョウガ-。 よろしく」


普通だけど、違和感がする気がする…?


「了解。 俺は桜木 千夜」


「俺は桜木 蓮」


一通り自己紹介がすむ。


「…で、何で俺らはここに呼ばれたんだ?」


あたしはこれから寝る予定だったんですよ…


「だから、僕がちーくんとれんくんと一緒にお喋りしたかったから♪」


ちーくんにれんくん…


「嘘だろ」


そうあたしが言うと、5人は目を見開く。


こいつら驚きすぎだろ…


「で、本当の理由は?」



「それは、あなた達が学校の門を飛び越えたからですよ」


「「っ!!」」


何でコイツら知ってるんだ?


「誰かと間違えてんじゃねぇの?」


蓮…
シラをきるきか…



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