(仮)双子の闇


「そんなこと…「あるだろ。 俺らは門なんかとんでねぇ」」


ま、これを認めたら面倒ごとになるのは間違いないけど。


「見間違いじゃねぇ。 俺ら5人ともお前らをみてるんだ! シラをきるんじゃねぇ!」


えっと、こいつは…


「海斗、落ち着け」


海斗…あ、綾部か。


あたしはどうしようかと、蓮の方を見ると蓮もこっちを見ていた。


あたしははぁ~、とため息をこぼすと、


「分かった、分かった。 あれは俺らだ。 でも、それだけで呼んだわけじゃねぇだろ?」


あたし達の行為を認めた。


「はい、一つ聞きたいことがありまして…」


「何?」


「あなた達は何処かの族に所属してますか?」


族…潰しはしてるけど、入ってないな…。


「入ってないけど?」


「では、青龍に入ってください」


……


「「は?」」


「あ、ハモった~♪」


いやいや、今それはどうでもいいでしょ。


「何で?」


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