(仮)双子の闇
「俺は千夜がと一緒じゃなきゃ戻る気はない」
離れないと聞いて安心したのか、そう断言してきた。
「……分かった」
これ以上は何を言ってもきかないだろう…
「あの~…」
…こいつらのこと忘れてた。
「何がなんだかさっぱりなんですけど?」
「気にしないでくれ。 後、さっきも言ったように俺らは暴走族には入らねぇから」
あたしは蓮の手を引き歩きだす。
あと少しというところで「待て」と止められた。